レンブラント『ユダヤの花嫁』を模写しました。

レンブラントの最高傑作という声もある『ユダヤの花嫁』を模写しました。 『ユダヤの花嫁』 模写 P20号 この絵は男性の右袖が素晴らしく絵具で盛り上げられていることで有名で、レンブラントの絵具盛り上げの例としてもっとも引用される絵でもありますが、私が、どう描こうかともっとも悩んだのは、むしろ男の服の盛り上がっていない部分でした。具体的に言えば胴体の部分。なかなか判別できないので、も…

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レンブラントの『読書するティトゥス』を模写しました

欧米で古典絵画の美術館を巡っていて、同じような絵ばかりにあくびが出始めたとき、突然ハッとさせられる絵に出会う、と、それはたいていレンブラントの絵であると、これは私の経験ですが、同じことを書いている人がどこかにおられました。レンブラントの絵の存在感はすごい。 レンブラントは原画と複製の違いが大きい画家です。もちろん原画のほうがずっといい。レンブラントに比べたら同じオランダの四半世紀後輩のフェ…

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フェルメール『牛乳を注ぐ女』を摸写しました。

『真珠の耳飾りの少女』と並んでフェルメールの作品のなかでは有名&人気である『牛乳を注ぐ女』を久しぶりに摸写しました。フェルメールはF8号サイズ(45.5×38cm)近似の絵をたくさん描いていて、私もそのほとんど(多分全部)を摸写したことがありますが、この『牛乳』が一番時間がかかります。小道具が多いというのもあるのですが、筆のストローク数が多いからです。フェルメール一流の点描の数も多いですが、のみ…

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『モナリザ』を模写しました!

泣く子も黙る絵画史上の守護女神、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ』を模写しました。原寸は77×53cmですからM25サイズ(80.2×53cm)にしようか、M20サイズ(72.7×50cm)にしようか迷ったんですが、比率を気にする私は、結局比率がほぼイコールな後者にしました。また原寸より大きく描くか、小さく描くかとなると、原画に敬意を表して小さいほうを選ぶことにしてますが。 とにかく『…

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ベラスケスの電撃タッチは多忙のために生まれた

ベラスケスの絵には何か親近感を感じる。あのパパパッという流れ跳ねるような筆さばきが私の体質に何かあっている気がするのである。 私は先日のブログでカラヴァッジョが気短な画家ゆえに速描きだったと書いたが、ベラスケスも相当の速描きだったようだ。それはあのスピーディーなタッチを見れば誰しも納得できることであろう。(下図は私の模写したベラスケス作「マルガリータ王女」です)       (こ…

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フェルメールの描き方

私なりのフェルメールの模写の仕方をアップしようかと思ったのですが、最初のキャンバスの下地作りだけで、バカみたいに長くなりそうなことが分かったので、模写の技術談話はやめて、ちょっと前から言いたかったことを言わせていただきます。それは、 フェルメールは本当に、まずグリザイユ(モノクロ絵)で描いたあと、色を載せる(グラッシ)という順序で描いたのか? ということ。つまり、フェルメールは、本当に、「…

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